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Q.どうしたら上手くなりますか?

A.反復練習と研究、そしてイメトレ。

当たり前と言えば当たり前なのですが、本当にこれに尽きると思います。

上達しない人と上達する人との差

反復練習はよく皆さんがされているので難しい事ではないのですが、その中で上達している人とそうでない人の違いは、単に反復しているのと反復練習の中で研究をしている差かと思います。研究をしている人や上達する人の中には、「理想的なスタイル」があると思います。

「指摘」の数の違い

自身の中で何が良くて何がいけないのかを常に観察して調整している人は、1度の練習でコーチ等に指摘される以上の指摘を自分でしていると思います。当然、外部からの指摘だけに頼っている人とは指摘の数が違います。

さらに、より良いイメージが出来ていると自身の姿をどこから見られていてもどのように映っているか分かるようになり、理想の表現に近付く練習をされていれば急速に上達していきます。

どれだけ反復練習をしても上達しないと思っている人は、まずは、この辺りから見直してみてはいかがでしょうか。

イメージと現実の違い

その上で、止めているつもり、上がっているつもり、伸びているつもりなど、イメージと実際の身体の動きが違っている事もよくあります。手具を持つとどうしてもイメトレでは掴みにくい重さや感触が伝わってきて、それらに左右されて結果的に姿勢が崩れたりタイミングがズレてしまう事があります。このような場合は、一旦手具をおいて何も持っていないエアーの状態で一通り演技してみるのもひとつかと思います。

身体が主体、手具は添える

そうすると、手具に負けて姿勢が崩れている箇所が多くあります。大概そのような箇所では、姿勢よりもとりあえずキャッチすること、回すこと、などと理想的なスタイルとはほど遠く、あまり意識していないところかと思います。

そのような箇所をエアーで演技している時に見つけて、強くキャッチしたり、しっかり伸びるなど意識的に理想的なスタイルに正す事で、実際に手具を持って演技した際に自身が練習すべき箇所が気付けると思います。どれだけの手具も使うにしてもあくまで身体が主体で、身体が出来てこそ手具はそこに添える存在でなければならないと思います。